THE LOVIN' SPOONFUL

《THE LOVIN! SPOONFUL　ANTHOLOGY》

1. God Time Music
2. Do You Believe In Magic(魔法を信じるかい?)
3. You Didn't Have To Be So Nice(うれしいあの娘)
4. Did You Ever Have To Make Up Your Mind
5. You Baby
6. Younger Girl
7. Fishin' Blues
8. Daydream(デイドリーム)
9. Jug Band Music
10. Didn't Want To Have To Do It
11. Summer In The City(サマー・イン・ザ・シティ)
12. Pow
13. Rain On The Roof
14. Nashville Cats
15. Full Measure
16. Lovin' You
17. Coconut Grove
18. Darlin' Be Home Soon
19. You're A Big Boy Now
20. Lonely (Amy's Theme)
21. Six O'clock
22. She Is Still A Mystery
23. Money
24. Younger Generation
25. Never Going Back
26. Me About You

※１９９０年発売の輸入ベスト盤です。映画「ダイ・ハード３」で流れていた11を求めて購入しました。

（全米TOPヒッツ研究読本より）サマー・イン・ザ・シティ
ラヴィン・スプーンフルは、1966年の夏に開催されたニュー・ポート・フォーク・フェスティヴァルに出演した。7月23日のサタデー・ナイトのメイン・アクトだった。当時のレポートを読むと、彼等は全開催日を通じて最大の人気を博したという。その頃、僕はこの記事を読んでニつのことを思った。スプーンフルはそもそもフォーク・グループではないし、フオーク・ロック・アーティストと定義するにも怪しいところがある。また、一年前のフェスティヴァルで、エレキを手にしたボブ・ディランは観客に罵倒されたのに、この激変ぶりはどういうことか、と。結論は、彼等が当日演奏した本作の魅力の前には、そんなことはどうでもよかったというものだった。