AL GREEN

《AL GREEN GREATEST HITS》

1. Tired Of Being Alone
2. Call Me (Come Back Home)
3. I'm Still In Love With You愛のさけび
4. Here I Am (Come And Take Me)
5. Love And Happiness
6. Let's Stay Together
7. I Can't Get Next To You
8. You Ought To Be With Me
9. Look What You Done For Me
10. Let's Get Married
11. Livin' For You
12. Sha La La (Make Me Happy)シャララ
13. L-O-V-E (Love)
14. Full Of Fire
15. Belle

※１９９５年CD化された輸入ベスト盤です。
（CD紹介文より） ソウルファンならマストアイテムの1枚、アル・グリーンの『Greatest Hits』が5曲を追加収録して再発売。70年代、メンフィス・サウンドにソフトでファンキーな要素を加え、素晴らしい歌声と天才的な感性を披露したグリーン。彼のラブソングはベッドルームにぴったり、さりげなくも魅惑的だ。「Let's Stay Together」「Look What You Done for Me」「Call Me」といった名曲の数々に今回、1977年の最後のポップヒット「Belle」などを追加。『Greatest Hits』はニューヴァージョンでさらに魅力的なベスト盤に生まれ変わった。

（全米TOP40研究読本より）愛のさけび
成功作に次ぐ作品に、批判をかわせるだけの差異をいかに表現できるか、というのはいつの時代もミュージシャン達の不可避的な命題。そんな障害をクリアした格好のサンプルという意味で敢えてこの曲を選んだ。切れの良いホーンと甘さをたたえたストリングスが演出するエレガンス。そして官能的なアルのファルセットがまさしく溶け合うその様は、もうドロドロのあまーい愛の世界。「レッツ・ステイ・トゥゲザー」(72年1位)をなぞりながらも、アル・グリーンの評価を決定づけたのだった。というと何かカッコよさそうだけど、粘着タイプの声質だしきっとアッチもしっこそうで嫌いだとか、いやヴォーカル同様テクニックを駆使してくれそうで好き、といった下世話な感想の方がイメージし易いかな(?)。ソウル・ファンにはおなじみの人。