THE GRASS ROOTS

《Anthology 1965-1975》

DISK1

1. Mr. Jones (Ballad Of A Thin Man)
2. You're A Lonely Girl
3. Where Were You When I Needed You(冷たい太陽)
4. Only When You're Lonely
5. This Is What I Was Made For
6. Lollipop Train (You Never Had It So Good)
7. Tip Of My Tongue
8. Let's Live For Today(今日を生きよう)
9. Things I Should Have Said(言えばよかった!)
10. Out Of Touch
11. Is It Any Wonder
12. Wake Up, Wake Up
13. Melody For You
14. Feelings
15. Here's Where You Belong
16. Midnight Confessions(真夜中の誓い)
17. Bella Linda(いとしのベラ・リンダ)
18. Lady Pleasure

※（全米TOPヒッツ研究読本より）真夜中の誓い
カンツォ一ネを改作した「今日を生きよう」で1967年に全米第8位を記録したグラス・ルーツの、2つ目のトップ10ヒット。これも実はカヴァーである。彼らの育ての親ともいうべきスティーヴ・バリとP・F・スローンは、ブルース&テリ一やジャン&ディーンでおなじみの「青春の渚」(オリジナルはバリ&スローンのファンタスティック・バギーズ)、バリー・マクガイアの「明日なき世界」などを書いたソングライターでもあったが、この時期、グラスルーツやト・ミー・ロウのプロデューサーとして、彼らの音づくりに深く貢献。中でもこの曲はプラスを取り入れたことで、1970年代につながるグラスルーツ・サウンドを確立した記念すべき作品である。

DISK2

1. Lovin' Things(ラヴィン・シングズ)
2. The River Is Wide(ザ・リヴァー・イズ・ワイド)
3. City Women
4. I Can't Help But Wonder, Elisabeth
5. I'd Wait A Million Years(100万年の想い)
6. Heaven Knows(神に願いを)
7. Out Of This World
8. Walking Through The Country
9. Baby Hold On(ベイビー・ホールド・オン)
10. Come On And Say It(カモン・アンド・セイ・イット)
11. Temptation Eyes(燃ゆる瞳)
12. Sooner Or Later(恋はすばやく)
13. Two Divided By Love(恋は二人のハーモニー)
14. Glory Bound(グローリー・バウンド)
15. The Runway(涙の滑走路)
16. Anyway The Wind Blows
17. Love Is What You Make It(恋に乾杯)
18. Mamacita

※１９９１年発売の輸入ベスト盤です。ケースも２枚の完全２枚組構成です。
(全米TOP40研究読本より）恋は二人の八一モニー
ダンヒル・レコードをその設立当初からひっぱってきた彼らの最後のTOP20ヒット。このグループは、もともとは作曲家P.F,スローン(「孤独の世界」が日本でだけヒット)とプロデューサー、スティーヴ・バリの2人による実体のないグループだった。が、デビュー曲がヒットしため、あとから急遽メンバーを募集したという経緯を持つ。この曲は、粗削りな八一モニーがへたうまの魅力を出しているが、"ヤンキー・サウンド"が売りの彼らのヒット曲には「今日を生きよう」(67年B位)や「真夜中の誓い｣l1(67年5位)など案外マイナーな曲調のものが多い。ダンヒル・サウンドは、初期はフォーク・ロック、後期はスリー・ドッグ・ナイトが中心だったが、彼らは音楽的にその中間を埋める存在であった。