JOHN FOGERTY

《THE BLUE RIDGE RANGERS》

1. Blue Ridge Mountain Blues
2. Somewhere Listening (For My Name)
3. You're The Reason
4. Jambalaya (On The Bayou)
5. She Thinks I Still Care
6. California Blues (Blue Yodel #4)
7. Workin' On A Building
8. Please Help Me, I'm Falling
9. Have Thine Own Way, Lord
10. I Ain't Never
11. Hearts Of Stone
12. Today I Started Loving You Again

※１９７３年に発表されたソロ・アルバムです。１９９１年に発売された輸入盤です。カントリー・ソングに特化した内容で、全曲を一人で演奏しています。

（全米TOP40研究読本より）ジャンバラヤ
ブルース、R&B、ロックンロールそしてカントリーといったサウンドを基盤に独自のサウンドを築き上げ、60年代後半から大活躍をしたCCR。グループ解散後にその中心人物であったジョン・フォガティーがプロデュースした作品として登場したのがこのバンドである。アルバム・ジャケットを見ると5人のシルエットが写っているが架空のバンドで、実際はジョンのソロ作品。ソロ2枚目のシングルとして発売されたこの曲も、八ンク・ウィリアムス作のカントリーの名曲。カントリー・チャートではヒットしなかったが(73年66位)、ジョンのカントリーへの愛着をまざまぎと感じさせられる。南部臭い彼のヴォーカルがこの手の曲には非常にマッチしているが、チャック・ベリー系のロックにも威力を発揮するのでやはりCCR抜きでは彼は語れない。

《JOHN FOGERTY》

1. ロッキン・オール・オーバー・ザ・ワールド
2. ユー・ラスカル・ユー
3. ザ・ウォール
4. トラヴェリン・ハイ
5. ロンリー・ティアドロップス
6. オールモスト・サタディ・ナイト
7. ホエア・ザ・リヴァー・フロウズ
8. シー・クルーズ
9. ドリーム・ソング
10. フライン・アウェイ

※１９７５年に発表されたソロ・アルバムです。１９９８年に発売された国内盤を購入しました。解説、対訳がついています。

（CD紹介文より）
アメリカン・ロック・バンド、クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァルのメンバー、ジョン・フォガティによるセカンド・ソロ・アルバムのリイシュー盤。カントリー色から一転、ロックン・ロール、ニューオリンズR&B等を取り入れた作品。

《CENTERFIELD》

1. オールド・マン・ダウン・ザ・ロード
2. ロックン・ロール・ガールズ
3. ビッグ・トレイン (フロム・メンフィス)
4. オン・TV
5. ミスター・グリード
6. サーチライト
7. センターフィールド
8. アイ・キャント・ヘルプ・マイセルフ
9. ヴァンズ・カント・ダンツ

※１９８５年に発売されたアルバムです｡全米１位を獲得しています。1のミュージック・ビデオは日本でもよく流れていました。１９９７年発売の輸入盤を購入しました。解説、対訳がついています。

《BLUE MOON SWAMP》

1. サザン・ストリームライン
2. ホット・ロッド・ハート
3. ブルーボーイ
4. ア・ハンドレッド・アンド・テン・イン・ザ・シェイド
5. ラトルスネイク・ハイウェイ
6. ブリング・イット・ダウン・トゥ・ジェリー・ロール
7. ウォーキング・イン・ア・ハリケーン
8. スワンプ・リヴァー・デイズ
9. 手に負えないヤツ
10. ジョイ・オブ・マイ・ライフ
11. ブルー・ムーン・ナイツ
12. バッド・バッド・ボーイ

※１９９７年に発売されました。国内盤を購入しました。

（CD紹介文より）
夢は枯野ならぬ南部米国をかけめぐるわけであり、このうえどこにも行きようはないのだが、むしろ煮詰まりの果てあるいは整理整頓のわずらわしいほど味気ない音楽の空虚な行列にいやけがさした若者たちが“今さら”ではなく “発見”したかのごとくしたり顔で「やっぱ南部はロックの故郷っすね」などと言いやがるのを「なに言ってやがる」と吐き捨てたふりをしながら「そうだろ、そうなんだよ」と内心我が意を得たりとふむふむうなずきながらそんじゃ今晩はバーボンでもいくかあとタバコもマールボロにしたりなんかする40代のCCRファン歴26年をふにゃふにゃにするジョン先生11年ぶりの新作であります。
天然系ディストーションがうねりの中で唸りを上げているのは当然ではありますが、このアルバムにおけるジョンのギター・ソロこそお手本にされねばならないわけである。それは空間のつかみ方と大胆なフレージナグとガラガラ蛇的素早さの総合的発露としてのギターの鳴りだからである。歌声には年季がある。しかしギターは弾かずに年だけをただ重ねることは弾かぬことと同義でしかない。 CCRのころのゆっくりと仕掛けてくる攻め口が、20数年を経て、なにもせずとも聴き手を説き伏せてしまえるものと化した。それはもはや技ではない。“質”のうちに含まれるほどのものだ。だからこそ歌はおっとりと聴かせるのである。まるで「ホンキー・トンク・ウイメン」の「ブリング・イット・ダウン・トゥ・ジェリー・ロール」が昔日から今へと生き延びた根性どもへの賛歌たらしめている所以である。練り上げるのではなく、できてしまう状況を自分の中にセットしさえすればいい。しかしそれは何度もおとずれはしない。人の死がその動機でなければいいのにと思わせるほど、このアルバムにあるせつなさは奥ゆかしい。人生は堂々巡り、と知る者にとって本作は仮安住の地である。次作は2010年ごろだろうか。それまでお互いに生きていなければならぬ。 (湯浅学) --- 1997年07月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)

実に11年ぶり。ドラム・マシーン全盛の80年代に彼らしさが十分発揮されたとは言えなかったから,なまなましい音像が再評価された現時点での復調をまずは喜びたい。ジャケットに象徴されるイマジネーションに富んだロック表現がとにかく素晴らしい。-- 内容（「CDジャーナル」データベースより）

《BLUE RIDGE RANGERS RIDES AGAIN》

1パラダイス
2愛の歌は永遠に
3ガーデン・パーティー(FEATURING ドン・ヘンリー&ティモシー・B.シュミット) [feat. ドン・ヘンリー & ティモシー・B.シュミット]
4アイ・ドント・ケア(ジャスト・アズ・ロング・アズ・ユー・ラヴ・ミー)
5バック・ホーム・アゲイン
6アイル・ビー・ゼア(イフ・ユー・エヴァー・ウォント・ミー)
7チェンジ・イン・ザ・ウェザー
8涙のムーディー・リヴァー
9ヘヴンズ・ジャスト・ア・シン・アウェイ
10フォーリン・フォーリン・フォーリン
11幽霊屋敷
12ホエン・ウィル・アイ・ビー・ラヴド(FEATURINGブルース・スプリングスティーン) [feat. ブルース・スプリングスティーン]

※２００９年に発売されました。輸入盤を購入しました。1973年「THE BLUE RIDGE RANGERS」の続編です。クラシック・ナンバーをカバー（1曲自作曲あり）したカントリーアルバムです。

《WROTE A SONG FOR EVERYONE》

1. フォーチュネイト・サン (with フー・ファイターズ)
2. オールモスト・サタデイ・ナイト (with キース・アーバン)
3. ローダイ (with シェーン・フォガティ & タイラー・フォガティ)
4. ミスティック・ハイウェイ
5. すべての人に歌を (with ミランダ・ランバート feat.トム・モレロ)
6. バッド・ムーン・ライジング (with ザック・ブラウン・バンド)
7. 光りある限り (with マイ・モーニング・ジャケット)
8. ボーン・オン・ザ・バイユー (with キッド・ロック)
9. トレイン・オブ・フールズ
10. サムデイ・ネヴァー・カムズ (with ドーズ)
11. フール・ストップ・ザ・レイン (with ボブ・シーガー)
12. ホット・ロッド・ハート (with ブラッド・ペイズリー)
13. 雨を見たかい (with アラン・ジャクソン)
14. プラウド・メアリー (with ジェニファー・ハドソン feat.アラン・トゥーサン & リバース・ブラス・バンド)

※２０１３年に発売されました。国内盤を購入しました。

（CD紹介文より）
アメリカン・ロックの静かなる大スーパースター、そして“ネルシャツの父”こと、元CCRのジョン・フォガティのソニー移籍第1弾！ソロ9作目となる本作は彼をリスペクトするグラミー常連アーティストが大集結！往年の名曲を共演形式でニューレコーディングした“セルフ・リメイク・ベスト”盤である。彼の生涯の累計レコードセールス数は１億枚(！)と、驚異的な成功を収めているアーティストであり、代表曲「雨を見たかい」「プラウド・メアリー」「フォーチュネイト・サン」など、まさに“アメリカン・ロック・クラシック”と呼ぶにふさわしい名曲中の名曲を数多く世に残している。特に「雨を見たかい」は38年振りに日本の地を踏んだフジロック'10でも大合唱の嵐となったのは、今や語り草となっている。各楽曲で参加した（息子を除く）ゲスト・アーティスト11曲の内なんと10組がグラミー・ノミニーズ常連アーティスト（フー・ファイターズ、キッド・ロック、トム・モレロ、ボブ・シーガー、マイ・モーニング・ジャケット、ジェニファー・ハドソンetc.）！この強力なコラボ×名曲群は、あの「スーパーナチュラル」（サンタナ）、「デュエッツ」（トニー・ベネット）級アルバムに化ける可能性大！アメリカン・ロックの原風景、ここにあり！！