LEO SAYER

《The Very Best Of Leo Sayer》

1The Show Must Go On
2Giving It All Away
3One Man Bandワン・マン・バンド
4Long Tall Glasses
5Moonlighting
6You Make Me Feel Like Dancing - (Single Version)(恋の魔法使い)
7When I Need You(はるかなる想い)
8How Much Love(愛の迷い)
9Endless Flight
10Thunder In My Heart
11Easy To Love
12Raining In My Heart
13I Can't Stop Loving You (Though I Try)
14Living In A Fantasy
15More Than I Can Say(星影のバラード)
16Have You Ever Been In Love?

※２０００年発売の輸入ベスト盤です。

(全米TOP40研究読本より)星影のバラード
60年代前半に大活躍した八ンサム歌手ボビー・ヴィーがこの曲を歌ったのは人気絶頂期の61年。B面だったため、全米では61位と低調であった(全英は4位)。それが19年後に大ヒットである。ザ・フーのロジャー・ダルトリーがレオに惚れ込み、曲を取り上げたのは73年。その「ギヴィング・イット・オール・アウェイ」は全英第5位まで上がり、同年にレオ自身のファースト・アルバムも大ヒット、一躍イギリスでスターとなった。アメリカでも、77年には2曲のナンバー1ヒットを出すなど絶好調だったが、急に売れなくなった。この「星影のバラード」は久々の大ヒットだったのだ。無駄なく味のあるアレンジが、彼の伸びやかな歌声には相応しいと思う。派手なリチャード・ペリーの一連のプロデュース作品よりも、渋い初期の作品やこの曲の方が心に染みる。