LOGGINS ＆ MESSINA

《 LOGGINS ＆ MESSINA THE BEST OF FRIENDS 》

1. Angry Eyes(アングリー・アイズ)
2. Be Free
3. Vahevala
4. Peace Of Mind
5. My Music(放課後のロックンロール・パーティー)
6. Thinking Of You(愛する人)
7. House At Pooh Corner(プー横丁)
8. Watching The River Run(川の流れのように)
9. Danny's Song(ダニーの歌)
10. Your Mama Don't Dance(ママはダンスを踊らない)

※１９８９年発売の輸入ベスト盤です。
（CD紹介文より） 全10曲のこのベストは、70年代の香り漂う1枚。心なごむメロディー、明るいテーマ、そして優しいタッチ。懐メロ・ロックナンバー「My Music」と「Your Mama Don't Dance」2曲に加え、ロギンスが生まれたばかりの甥っ子のために書いた繊細な「Danny's Song」。シンプルだけど気分を明るくしてくれるバラード「Peace of Mind」、「Watching the River Run」ではオーボエやフルートがより一層ソフトなムードに。最も意欲的なナンバー「Be Free」はリコーダーとバイオリンを使ったケルト風組曲といった趣き。アルバムジャケットの2人も、何とも気さくな雰囲気だ。

(全米TOP４０研究読本より)ママはダンスを踊らない
ケニー・ロギンズとジム・メッシーナの出会いは、アーティストとプロデューサーという立場から始まった。すっかり意気投合した彼らは、ケニー・ロギンズ・ウィズ・ジム・メッシーナという名前で「シッティン・イン」(71年)を発表。「ロギンズ&メッシーナ」(72年)ではデュオとレて正式にスタートを切る。この曲はシンプルで明るいロックン・ロールであり、これで彼らの人気に火がついた。彼らはジャズ、ソウル、レゲエといった音楽も自分たちのものとして消化し、従来のウエスト・コーストのグループには考えられないような挑戦を試みてきた。76年の解散後、次々とヒットを飛ばしたロギンズに対し、メッシーナはパッとせず、ふたりの動きは対照的だ。しかし、ロギンズの活躍はこのグループで培ったものによるところが大きいであろう。