MARVIN GAYE

《THE VERY BEST OF MARVIN GAYE》

ディスク：1
1. Stubborn Kind Of Fellow
2. Hitch Hike
3. Pride And Joy
4. Can I Get A Witness
5. You're A Wonderful One
6. How Sweet It Is (To Be Loved By You)
7. I'll Be Doggone
8. Ain't That Peculiar
9. It Takes Two
10. Ain't No Mountain High Enough/エイント・ノー・マウンテン・ハイ・イナフ
11. Your Precious Love/ユア・プレシャス・ラヴ
12. If I Could Build My Whole World Around You
13. Ain't Nothing Like The Real Thing/エイント・ナッシング・ライク・ザ・リアル・シング
14. You're All I Need To Get By
15. You
16. I Heard It Through The Grapevine/悲しいうわさ
17. Too Busy Thinking About My Baby/ハートがいっぱい
18. That's The Way Love Is
19. His Eye Is On The Sparrow

ディスク：2
1. What's Going On/ホワッツ・ゴーイン・オン（愛のゆくえ）
2. Mercy Mercy Me (The Ecology)/マーシー・マーシー・ミー
3. Inner City Blues (Make Me Wanna Holler)
4. You're The Man - Pts. I & II
5. Where Are We Going?
6. Trouble Man
7. Let's Get It On/レッツ・ゲット・イット・オン
8. Come Get To This
9. Distant Lover - Live/遠い恋人
10. I Want You/アイ・ウォント・ユー
11. Got To Give It Up/黒い夜
12. Anger
13. Ego Tripping Out
14. Praise
15. Sexual Healing/セクシャル・ヒーリング

※２００１年発売の輸入ベスト盤です。
（CD紹介文より）
本作は、R&Bやポップスのファンにとってマストアイテムである「I'll Be Doggone」「Grapevine」「What's Going On」「Let's Get It On」「Sexual Healing」といったおなじみのヒット曲だけでなく、マーヴィンのマニアをうならせるトラックも聴かせてくれる。一番の目玉は、未発表だった「Where Are We Going?」で、ニクソン時代と（その先にある）社会問題を当時のスピナーズを彷彿させる軽快なグルーブに乗せている。さらに「His Eye Is on the Sparrow」の希少なヴァージョンの別ミックスもある。また、モータウン時代の最期の数年間に敬意を表し、ファンキーにはじける「Got to Give It Up」の11分を越えるフル・ヴァージョン、『Here, My Dear』収録のくすぶる「Anger」、あまり聴かれていない『Love Man』『In Our Lifetime』セッションの数曲も収録している。本作は親会社による金儲け目当ての編集盤でなく、愛情をこめた完璧なベスト盤であり、初心者にもこの偉大なアーティストの創造性とスピリットへの理解を深めさせてくれる。

(全米TOPヒッツ研究読本より)ユア・プレシャス・ラヴ
計11曲を全米チャートに送り込んだ名コンビ、マーヴィン・ゲイと故タミー・テレルとのデュエットによるヒット曲。マーヴィンの通算22曲目のヒットに当たり、彼にとってデビュー以来の最高位である第5位をマークしている。これより先に二人の共演で初めてのヒットを記録した、「エイント・ノー・マウンテン・八イ・イナフ」(1967年・第19位)と同じアシュフォード&シンプソンのペンによるナンバー。メリー・ウェルズ、キム・ウェストン、ダイアナ・ロスもデュエットのお相手を務めたが、間違いなくタミーは公私に渡っても最も息の合ったパートナーで、彼女の1970年の突然の他界はマーヴィンに大きな精神的ダメージを与えたと言われている｡

(全米TOPヒッツ研究読本より)八一トがいっぱい
ビクターから発売されていたモータウンのオムニバスLPの常連ナンバーで、マーヴィン・ゲイが1962年に全米チャートに初登場してから通算32曲目を数えるヒットを記録。日本でも1960年代半ばにはモータウン・レコードの名が定着したが、アメリカで圧倒的な名声を誇る看板スターのひとりである彼の人気にはなかなか火がつかず、この曲もヒットと呼べるまでには至っていない。ローリング・ストーンズやミッチー・ライダーなど、彼の曲をカヴァーしたアーティストも多かったため、辛うじてその名前は知られていたものの、一般的な知名度では同僚のフォー・トップスやテンプテーションズにも遅れをとる存在だった時代もあった。

《MARVIN GAYE'S GREATEST HITS》

1. Let's Get It On
2. I Want You
3. How Sweet It Is (To Be Loved By You)
4. I Heard It Through The Grapevine
5. Mercy Mercy Me (The Ecology)
6. What's Going On
7. After The Dance
8. Can I Get A Witness
9. Trouble Man
10. Distant Lover (Live)

※１９９０年発売の輸入ベスト盤です。

（全米TOP４０研究読本より）アイ・ウォント・ユー
70年代にサウンド・クリエイターとして復活したマーヴィン。「ホワッツ・ゴーイング・オン」(71年2位)のヒット以降、歌詞に個人的な感情を表現した作品が増え、サウンド面においてもジャズ色を強め、60年代の彼のイメージを完全に払拭している。この曲もコンガを中心としたリズムに多重録音を駆使したヴォーカル、華麗なストリングスそしてサイケなギターがみことに絡み、彼独特の世界がくり広げられている。シングルは編集ヴァージョンとなっているが、B面のイン
ストゥルメンタルはシングルのみフル・ヴァージョンとなっているので要注意。しかしながら、この時代の彼はアルバムを組曲として考えており、「アフター・ザ・ダンス」のような強力なマーヴィン・サウンドも収められているので、ぜひともアルバム全体を聞いてもらいたい。