NEIL SEDAKA

《LAUGHTER　IN THE RAIN　THE　BEST　OF　NEIL SEDAKA　１９７４－１９８０》

1. Laughter in the Rain(雨に微笑を)
2. Love Will Keep Us Together(愛ある限り)
3. That's When the Music Takes Me
4. Immigrant
5. Hungry Years
6. Queen of 1964
7. Rock & Roll Wedding Day
8. Bad Blood(バッド・ブラッド)
9. Breaking Up Is Hard to Do(悲しき慕情)
10. #1 With a Heartache
11. Lonely Night (Angel Face)(ロンリー･ナイト)
12. Standing on the Inside
13. Love in the Shadows
14. Other Side of Me
15. Steppin' Out
16. You Gotta Make Your Own Sunshine
17. Little Brother
18. Solitaire(ソリティア)
19. Should've Never Let You Go - Dara Sedaka, Neil Sedaka(面影は永遠に)
20. Our Last Song Together

※１９８０年発売の輸入ベスト盤です。１９７４年、全米１位の1から１９８年までの代表曲が収録されています。

（全米TOP４０研究読本より）雨に微笑を
人生はいいときばかりではない。初恋の人、キャロル・キングに贈った「おお！キャロル」(59年9位)など、数々のヒットを持つニールも60年代中頃から運に見放され、作曲活動に専念(フィフス・ディメンションやトム・ジョーンズなど)。遂にイギリスに活動の場を求めた。そこでホット・レッグス(後の10CC)と組み2枚のアルバムを発表する。続いてエルトン・ジョンの協力をうけ、ロケット・レーベルからフィル・コディとのコンビで、このヒットを手にした。イントロのなだらかなピアノの音色、間奏のサックス……、高音の八スキーな声は、女性と間違うほど美しい。まさに、ポップスとはこうあるべきだと教えてくれる名曲である。その結果、62年の「悲しき慕情」以来のナンバー1ヒットとなり、ここに第二の音楽人生が始まったのである。

（全米TOP４０研究読本より）面影は永遠に
大ヒットしたわけではないが、これはもっと評価されてもいい名曲である。84年の内山田洋とクール・ファイブの「恋さぐり夢さぐり」を作曲した父と、7B年にデヴィッド・フォスター、プロデュースの「マイ・ガイ」でデビューした娘。美しいメロディにのせて、二一ル独特の八スキー・ヴォイスとダラの可愛らしくこどもっぽいあどけなさが残る声がうまく調和されたポップ・バラードに仕上がっている。2人のかけあいもさすがに親子、いきがぴったり。そもそもこの話題曲、彼の79年のアルバム「愛は華麗に」の中にソロの曲として収められていた。その時のタイトルの"Her"を"You"に差しかえ、歌詞もそれとともに変更され、デュエット曲として生まれ変わったのである。八一プを効果的に使ったオリジナルの方も聴く価値あり。