RASPBERRIES

《RASPBERRIES　CAPITOL　COLLECTORS　SERIES 》

1. Go All The Way(ゴー・オール・ザ・ウェイ)
2. Rome Around And See Me
3. I Saw The Light
4. Don't Want To Say Goodbye（さよならは言わないで）
5. I Want To Be With You(明日を生きよう)
6. Let's Pretend(レッツ・プリテンド)
7. I Reach For The Light
8. Nobody Knows
9. If You Change You Mind
10. Drivin' Around
11. Tonight(トゥナイト)
12. Last Dance
13. Hard To Get Over A Heartbreak
14. I'm A Rocker
15. Ecstasy(君に首ったけ)
16. Overnight Sensation(オーバーナイト・センセーション)
17. Party's Over(パーティーの終りに)
18. Rose Coloured Glasses
19. Cruisin' Music
20. Starting Over(素晴らしき再出発)

※１９９１年発売の輸入ベスト盤です。1はオリコン83位、ビルボード誌では5位を記録しています。
(全米TOP40研究読本より)ゴー・オール・ザ・ウェイ
イントロのギターのリフからしてもう〈名曲〉。デレク＆ドミノズの「レイラ」(72年10位)のイントロと同じくらいのインパクトがある。ただこの曲の場合、歌が始まると仰々しいメロディが前面に出てきてイメージが一転してしまう。が、そこがあくまでも商業ポップ・ロック・バンドだった彼ららしいところ。そのせいかロックの歴史本などでは軽くあつかわれがちだが、ポップスとロックのエッセンスを併せ持った彼らの音楽は当時日本でも強く支持された(浜田省吾もファンだった)。リーダーのエリック・カルメンは解散後、ソロで「オール・バイ・マイセルフ」(76年2位)や「恋にノー・タッチ」(76年11位)などのバラードをヒットさせるが、ポップ・ロック・ファンはアップ・テンポに佳曲が多いラズベリーズ時代も聞き逃さないように｡